東町小オリジナルソングについて

東町小学校では、平成26年度から毎年、6年生と音楽専科が、その年の卒業式で歌うオリジナルソングを作詞作曲しています。
曲のタイトルは必ず6年生の児童が決め、それに基づいて歌詞のテーマをどのようにするか、音楽の授業で6年生と音楽専科が話し合って歌詞をつくります。

完成した楽曲は、やはりその年の6年生のカラーが色濃く出ており、毎年卒業生や保護者にとって思い出の曲になっています。
また、下学年の子供たちが、卒業生が去った後もその曲を歌い継いでいく伝統があり、学校にとってもその学年を忘れない大切な楽曲となっています。

You Smile I Smile  (平成26年度卒業生)

東町小学校で、初めてできたオリジナルソングです。
この年は20人ほどの6年生でしたが、学校のために委員会などの仕事をテキパキこなし、どの学習も真面目に取り組む、下学年からの憧れとなるかっこいい最上級生でした。

総合の学習で「平和」について学び、「平和」をテーマに曲をつくることとなりました。
話し合いの中で、「戦争をなくそう」など大きなことを言うのではなく、平和のためにまず自分たちができることとして、周りの友達や家族を大事にし、その人たちを笑顔にしていくことが平和への第一歩となるのではないかと考え、「You Smile I Smile」というタイトルに決まりました。

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You Smile I Smile 歌詞.pdf

HERO  (平成27年度卒業生)

「たまには強く自己主張してもいいんだよ...」と心配になるほど、自分のことよりも先に友達や下級生のことを思いやる、本当に優しい6年生でした。

そんな彼らから自然に出てきたのが「HERO」というタイトル。
ヒーローって一見かっこよくて誰もが憧れる存在だけど、実は自分のことはそっちのけでいつも誰かの幸せのために尽くしている孤独な存在でもあるんじゃないか、と歌詞の中で考察しています。

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HERO 歌詞.pdf

Bird Fly (平成28年度卒業生)

男女関係なく、休み時間もみんなで一緒に遊んでいる姿が印象的な、誰とでも仲良くできる6年生でした。

卒業に向けて「旅立ち」をテーマにつくったのが、この「Bird Fly」です。このような言葉は英語に存在しませんが、彼らがつくったいわゆる造語です。
友達と過ごしたかけがえのない日々の一つ一つを、卒業を迎えた日に噛み締めている様子が歌詞に表されています。

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Birdfly 歌詞.pdf

RAINBOW (平成29年度卒業生)

国際学級1期生で、個性豊かな学年でした。友達同士ぶつかることも多かったですが、お互いの良いところを認め合い、それぞれの個性を尊重できる子供たちでした。

そんな自分たちの特徴を表したタイトルが「RAINBOW」です。
様々な色が独立して輝きを放ち、それらが一体となった虹のような学年であることをテーマとしました。

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RAINBOW 歌詞.pdf

Message (平成30年度卒業生)

とにかく明るく元気で真っ直ぐな学年でした。友達を大切にし、お互いに優しい声掛けをし合っているのが印象的な子供たちでした。

そんな友達に向けた想いを形にしたのが「Message」という楽曲。
君に伝えたい、話したいことが沢山あるのに、もう卒業で別れてしまう。「出会ってくれてありがとう」という言葉を伝えたい、そんな真っ直ぐな気持ちが歌われています。

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Happy End (令和元年度卒業生)

エネルギーに満ち溢れ、様々な行事で活躍し、人前でパフォーマンスをするのが得意な学年でした。

「Happy End」は、友達同士が協力して一本の映画を撮るというコンセプトのもと、歌詞が書かれました。どんな映画を撮りたいかをみんなで考え、協力して作品をつくっていく過程で、登場人物の配役だけでなく照明や音響など裏方のスタッフも含めた一人一人が自分の役割を果たさないと良い作品は生まれないことに気付きます。
これからの人生においても、それぞれの個性を発揮し、一人一人に与えられた役割を全うしていくことの大切さが歌われています。

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Happy End 歌詞.pdf

えがおのアーティスト(令和2年度卒業生)

初の日本語タイトルとなったこの曲には、コロナ禍で様々な行事が中止になったり、友達と会えない時間が続いたりした中でも、前を向き、今自分にあるものに目を向けるポジティブな気持ちが込められています。

改めて感じた仲間の大切さを噛み締め、周りの人の笑顔を創っていく「えがおのアーティスト」になるという彼らの決意が歌われています。

えがおのアーティスト.pdf



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