みんなの下水道(4年)
2018年6月2日 09時00分
4年生の社会科の学習では、「くらしを支える水」について学習をしていきます。
今日は、東京都下水道局の方が、生活の中でみんなが汚した水をどのようにしてきれいにして海へ流すかについて
出前授業をしてくださいました。子供たちは、昔の川と今の川の汚れの違いに気付き、今の川がきれいなのは下水道
の整備により、水をきれいにしてから川や海に流しているからだということを学びました。
クイズに答えたり、映像を見たりするだけでなく、きれいな水にする方法を子供たち自ら実験してしっかりと理解して
いました。
【実験①】 汚れを沈殿させて上澄みだけ取り出す。 → 前よりきれいになっていることを確認しました。
【実験②】 水に入れた時のトイレットペーパーとティッシュの違い
→ トイレットペーパーは細かくちぎれて流れやすいけれど、ティッシュペーパーはそのままだから流すと
下水道に詰まってしまうことが良くわかりました。
子供たちが特に驚いていたのは、
①微生物にごみを食べてもらって水をきれいにしていること。
②油をキッチンなどから流してしまうと、オイルボールといって油の塊になってしまい、下水道管に貼りついたり、
海に流れていってしまうこと。
これから子供たちは大切な「水」がどこからやってくるのかについても学習していきます。今回の学習で自分が水を
汚さないことや使いすぎないことだけでなく、他にも何かできないかと考えられるようになってほしいと思います。